うちの母親がマヨネーズ大好きママでハムサンドにたっぷり味の素のマヨネーズをつけていたのを覚えています。またポテトさらだにもたっぷり入っていて、小学校の3,4年からは食事の支度を手伝わされていたので、自分の好みに合わせて少な目にしていました。今ではマヨネーズは日本の食卓に欠かせない調味料となっていますね。サラダやサンドイッチにつかうだけでなく、焼き物や揚げ物などにもつかったりしますが、大手日本メーカーのマヨネーズはMSG(化学調味料)がたっぷり入っています。アメリカのも入っている可能性大。また化学調味料の入っていない日本のマヨネーズもアメリカのオーガニックのマヨネーズも使っている油はカノーラ(菜種)油、大豆、コーン油など悪玉コレステロールをあげ、動脈硬化を促進してしまうような油が使われています。
なので今回は体に良い油を使った手作りマヨネーズをご紹介します。混ぜるだけなので、とっても簡単です。マヨネーズをつくるとなると卵の品質が心配ですよね。新鮮な卵を手に入れるには直に養鶏場を訪ねるのが一番ですが、私のように町の真ん中に住んでいるとそういう訳にも行きません。。。Farmer’s Marketの卵も新鮮なのもあるかもしれませんが、よく育て方を聞いてみてください。一番安心な卵はオーガニックでPastured Raised(放牧)と書かれてあるものです。またオーガニックでAnimal Welfare Approvedというラベルがあるものも安心です。”Raised without antibiotics”や”Hormone-free”と書いてあるのはいかにも健康志向なイメージですが、もともとAntibioticやHormoneを使うのは禁止されているので、意味のない消費者を勘違いさせる宣伝文句です。また “Cage-Free”や”Free-Range”も紛らわしい表示です。“Cage-Free”はCageがないだけで、狭くて汚い養鶏場に入れられています。”Free-Range”は“Cage-Free”のような状況で外にでる時間があるというあいまいな定義で、どのくらいの時間、またその頻繁さははという重要な部分は定義されていません。なので安心度は低いです。Organic/Pasture RaisedやOrganic/AWAは多少お値段はかかりますが、2,3ドル違うだけですから、ご家庭の負担は大きくないと思います。健康であることの方が大切ですからね。
材料 約1カップ分
• 卵黄 2個
• 塩 小さじ1/2強
• マスタード 小さじ1強
• アボカドオイル 1カップ
• レモン汁 大さじ1強
*上記の材料はすべて常温にしておくこと
作り方
一番簡単なつくりかたはImmersion Blender(日本だとハンドブレンダー)を使う方法です。
1. ガラスの瓶(Immersion Blenderがスッポリ入る細めの縦長)に材料をすべていれる。
2. Immersion Blenderを瓶のそこに入れて高速度にセットしスイッチを入れる。その状態で約1分弱でマヨネーズのできあがりです。

Immersion Blenderをお持ちでない場合、ホイップクリームを作るときに使う、ハンドミキサーでも作れます。
1. ボールを用意し、動かないようにするために濡れ布きんをボールの下にひく。
2. ボールにオイルとレモン汁以外の材料を入れ、軽くスプーンや箸などで混ぜます。
3. ハンドミキサーの速度を中ぐらいにして、スイッチを入れ、混ぜながらオイルを少しずつ(大さじ1ぐらい)入れます。(一度にたくさんオイルを入れると分離してしまいます。)
4. 時々ハンドミキサーを止めて、ボールの中身をまとめてまたミキサーで混ぜながらオイルを入れていき、オイルが半分ほど入ったら、少し多めに入れていきます。
5. クリーミーにまとまったら、レモン汁をいれさらに混ぜて出来上がり。味見をして酸味は調整してみてください。

マスタードの代わりに粉マスタードを約小さじ1/4から1/2でもいいです。オイルはマカデミアナッツ、フラックスシードでもいいです。オリーブオイルだとくせが強いかもしれないので、使う場合は「ライト」を選ぶことをお勧めします。 手作りマヨネーズは冷蔵庫で3,4日もちます。