原因不明の腰痛

back-pain

多くの人がどこかの時点で経験する腰痛。原因は激しい運動だったり、怪我、長時間座っていたり、運動不足、また生理痛だったりとそれなりに理由がわかることが多いと思います。たとえ原因が思いつかなくても、お医者さんに診てもらって、レントゲン、MRI、CTスキャン、また神経系や筋肉の障害の有無を調べてくれる筋電図で何らの原因がわかるはず。でもそれでも何もでてこない腰痛もあるのです。それは腸から来ている可能性があるからなのです。

腸の健康についてのお話はブログでもよく取り上げますが、今回は過敏性腸症候群(IBS)のお話。過敏性腸症候群とは、検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的疾患が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、またはその両方、腹部膨満感、また下腹部の繰り返しの痛みや不快な症状が起こり持続するものをいいます。

私たちの多くは排便にあまり注意を払っていないので、ほとんどの人は健康な便とはどのようなものなのかを知りません。便通の理想的な頻度は1日1回または2回です。目標は、便を全部出し切り、腸を完全に空にすることです。排便は柔らかく、通過しやすく、痛み、緊張、便漏れがないことが基本です。およそ9年以上前になるでしょうか、ブログで健康な便の形についてふれ、多くの読者から自分の便について学ぶことができたとコメントを受けました。その便の形についてもう一度お話したいと思います。

英国のブリストル大学で1997年に開発された世界的な「便」の基準を示すブリストルスケールという図表があります。排便の習慣は人によって異なりますが、重要なのは、便が柔らかくて通過しやすいことです。以下の図表のタイプ3や4のように。Unchi

1と2は 腸内に停滞する時間が長く、便秘とされます。
3と4は正常な「便」で特に4は理想的な「便」だということが言えます。
5〜7は下痢とされます。

ビデオもあります。

週に3回未満または1日3回を超えて排便がある場合、それは健康的な排便とは言えません。また、排便回数はあっても残便感がある場合も便秘とされるので、スッキリ感がないとお通じが良いとは言えないのです。でも辛いインドカレーを食べて次の日に下痢だったり、水分が足りなくて固い便だったりという原因のはっきりした便秘や下痢はそんなに心配する必要はありません。しかし、下痢と便秘が繰り返し続いていたり、腹部に痛みやなにか異物があるような感覚が続いたり、お腹の張りを感じたり、膨満感を感じることが多い、また一日に何度もガス(おなら)が出るなどの症状が頻繁に現れ、2,3ヵ月以上続いているのであれば、IBSであると言えるでしょう。

そしてIBSは腸及び腹部以外の体の一部に痛みが現れたりします。腰痛はその一つです。ノースカロライナ大学チャペルヒル校医学部の研究者であるオラファー・パルソン氏ととウィリアム・ホワイトヘッド氏によると、IBS患者で他の人よりも頻繁に見られる最も一般的に報告されている非胃腸症状は頭痛、腰痛、頻尿、倦怠、筋肉痛、そして動悸なども挙げられています。IBSの原因が医学的に証明されていないため、どうして腰痛のような他の部分に別の症状が発生するのかは解明されていませんが、不快感はおそらく、大腸のさまざまな部分のけいれんが背中および腰を介して引き起こされた結果であると考えられます。このようにIBS患者は非IBS患者よりもさまざまな身体的問題に苦しめられているのです。

したがって、IBS症状と腰痛が発生している場合は、まず腸に集中して治療する必要があります。IBSとは思えない?と考える人が多く、本人だけでなく医者や私のようなカウンセラーも見逃してしまいます。なので是非“Stool Log Lite”というアプリをダウンロードして便の状態を記録していくといいですよ。メモ欄もあるので、痛みがあったり、できってなかったりなど書き込めます。

残念ながら、医師や科学者はIBSの正確な原因を知りませんが、多くの専門家は腸と脳のつながり、または脳が消化管と相互作用する方法を信じています。ホルモンの変動や特定の食品の選択と同様に、ストレスや不安は症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性があります。従来の現代医療では、IBSの「治療法」はないのですが、機能性医学医師のマーク・ハイマン氏や、アックス医師、また自然療法を実践するビル・ロールズ医師などはIBS患者の治療に成功しています。なので希望は捨てずに色々と試してみることをお勧めします。そして以前にも触れましたが、ちょっと型破りな治療法ですが、アンソニー・ウイリアム氏の「メディカル・メディアム」という本も是非参考にしてみてください。

参考文献
https://www.niddk.nih.gov/health-information/digestive-diseases/irritable-bowel-syndrome/definition-facts

A guide to healthy bowel movements

IBS Symptoms


https://www.gastrojournal.org/article/S0016-5085(04)01740-8/pdf
href=”https://www.theibsnetwork.org/have-i-got-ibs/is-this-ibs

クリックしてIBS-Beyond-the-Bowel.pdfにアクセス


https://aboutibs.org/other-disorders/ibs-and-non-gi-functional-disorders.html#table2″

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