ケールのおひたし

dsc02374いまやケールといえば、健康食品とされ、ジュース、スムージー、サラダ、チップスなどで色々と食されていますね。ケールはビタミンA, C,Kが豊富に含まれており、中でもビタミンAはケール1カップにつき1日日の摂取量を上回る量が含まれています。しかし、問題なことがひとつあります。ケールにはシュウ酸が含まれているからです。シュウ酸は体液中にもっとも多い酸性有機酸で、水溶液によく溶けるため、容易に生体内に吸収されます。吸収されたシュウ酸は、生体内のカルシウムなどと結晶構造を作ります。シュウ酸カルシウム塩は針状の結晶構造をしており、この結晶が組織に沈殿すると、組織炎を引き起こしてしまうと言われています。結果、線維筋痛症などの痛みの原因にもなり、結石や動脈硬化の原因にもなると言われています。シュウ酸が多い植物で代表的なのはほうれん草です。ほうれん草やケールを食べると歯に膜がはったような感じがしますよね。あれが、『シュウ酸(蓚酸)』という物質です。

ケールやほうれん草に「毒」があるからと言って食べないという選択を取る必要はありません。「毒」を減らした食べ方があるのです。「火を通して」食べるとシュウ酸吸収が減少し、消化を助けます。同じくブロッコリーなどにも含まれる甲状腺腫を誘発すると言われているゴイトロゲンもへります。また脂肪と一緒に食べると栄養の吸収も高まります。一般的には膨大な量を食べなければシュウ酸が体内に溜まることはないと言われていますが、加工食品やグルテン、遺伝子組み換え食品などで弱くなった腸には大量でなくても毒を減らすことをお勧めします。またケールを選ぶ場合はカーリーケールではなく、ダイナソアケール(長くてやわらかめ)の方がシュウ酸が少ないです。

材料 (約2人分)
ダイナソアケール 5OZ(茎をとって2,3センチにザクザクときった状態)
サンドライ・トマト 1/4カップ(1センチぐらいに切ったものをギュウギュウに入れて)
アボカド  1/4個
じゃこ 大さじ1
ごま 小さじ1
アボカドオイル(またはエクストラ・バージン・オリーブオイル) 大さじ1
レモン汁 大さじ1
海塩  小さじ1/4弱
こしょう 少々
GFのお醤油 お好みで少し

作り方
①蒸し器にケール、サンドライ・トマト、海塩、こしょうを少し混ぜながら入れ、5,6分ぐらい蒸す(水からの場合)
②①のケールがしんなりしたら(蒸しすぎないように注意)、水をきり、ボールにあけ、1センチぐらいに切ったアボカド、オイル、レモン汁を混ぜ合わす。味見をしながら海塩やお好みでグルテンフリーのお醤油を加え、盛り付ける
③最後におじゃことごまを振りかけて出来上がり。

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