そろそろ気候も暖かくなり、冷んやりとしたデザートが食べたくなる時期ですね。子供の頃によく母が作ってくれたプリンを牛乳でなく、ココナッツミルクで作ってみました。前回のレシピで使ったゼラチンを利用して健康的な脂肪がたくさん含まれているココナッツミルクはほんのり甘いので、沢山の甘みを必要としません。でもやはりプリンは甘くないとということで、おさらいとして甘味料についてお話しますね。砂糖は健康の敵であることは沢山の研究で発表されていますし、読者の方でもメタボが上がって糖質の恐ろしさを実感されていると思います。
基本的に甘味料を選ぶ場合、加工が極力されていなくて、ミネラルや抗酸化物質などの栄養素が残っていることが重要です。なのでお勧めは生の蜂蜜(地元のファーマーズマーケットでフレッシュなのが購入できます。)、ココナッツシロップ/シュガー、グルテンフリーの玄米シロップ、天然のメイプルシロップ、ドライフルーツのデーツ、そしてアーキーチョークシロップ、ルカマパウダー、ブラックストラップモラレスです。これらはすべて有機であることを確認してください。ステビアももちろんお勧めの甘味料ですが、市販で売られている物の多くは沢山加工してあるので、要注意です。黒砂糖、三温糖、アガベネクターは加工され過ぎているのでお勧めできません。料理に合わせて甘味料を使い分けてみてください。またお勧めの甘味料だからといって沢山使うことはやめましょう。あくまでも、甘みを少しつける程度にしておいてください。
材料(約5人分)
- ココナッツミルク(缶) 1+2/3カップ
- 卵黄 3つ
- ココナッツシロップ 大さじ3
- バニラエッセンス 小さじ1
- Grass Fedゼラチン 大さじ1
作り方
①小さなボールにゼラチンとココナッツミルク大さじ1を混ぜて置いておく。
②なべに残りのココナッツミルクとココナッツシロップをいれ、弱火で火を通し3分ぐらい混ぜる。
③中くらいのボールに卵黄をいれ、よく混ぜておく。
④②のミルクが良く混ざって熱くなったところで、少しずつ③のボールいれ、卵黄が固まらないようにこまめに混ぜる。
⑤④の中身をなべに戻し、3分ほど混ぜながら弱火の火にかける。ここで少しとろみがでてくる。
⑥⑤のなべに①のゼラチンを入れ、よく混ぜながら溶かす。
⑦⑥の中身が良く混ぜ合わさったら、ラメキン(または小さい瀬戸物のカップやお椀)にいれる。
⑧余熱がなくなったら、冷蔵庫に入れて冷やして(1時間半から2時間)ベリーなどお好きなトッピングをしてお召し上がりください。