おしっこ健康かな?

10-control-pee-100912おしっこが健康なんて考えたこともないかもしれませんね。トイレに行きたくなったからおしっこをするという子供の時からの身についた習慣で何も気にせずにおしっこをトイレで流していると思います。しかしお通じと同様尿から色々なことがわかるので、毎日気をつけて観察してください。PeeInfographic-ed
もっもと簡単にわかるのは尿の色。心配しなくていいことから要注意まで、さあ思い当たることはあるでしょうか?

①食べもの
• 濃い黄色またはオレンジ色:にんじん
• 緑色:アスパラガス
• ピンク色または赤色:ビート、ブラックベリー、ルバーブ
• 茶色:ソラマメ、ルバーブ
②お薬やビタミン剤
• 黄色または緑がかった黄色:カスカラ(薬草)、スルファサラジン(大腸炎治療薬、サルファ剤)、ビタミンB
• オレンジ色:リファンピシン(抗結核薬), スルファサラジン、ビタミンB, ビタミンC
• ピンク色または赤色: フェノールフタレイン(pH指示薬), プロポフォール(静脈麻酔薬), リファンピシン, センナ
• 緑または青:アミトリプチリン(三環系抗うつ薬), シメチジン(抗潰瘍薬), インドメタシン(酸性非ステロイド性抗炎症薬), プロメタジン(抗ヒスタミン薬), プロポフォール, トリアムテレン(カリウム保持性利尿薬), 何種類かの総合ビタミン剤
• 茶色または茶色がかった黒:レボドパ(パーキンソン病治療薬)、メトロニダソール(抗トリコモナス薬;抗原虫薬)、ニトロフラントイン(尿路感染症治療薬), いくつかの抗マラリア薬, メチルドパ(中枢性降圧薬), カスカラまたはセンナを含む下剤

③もしお薬やビタミン剤も飲まず、上記に述べた食材もとっていないのに、尿の色が違うというのは体に何か変化が起きているということです。
• 濃い目の黄色:脱水症状状態です。
• オレンジ色:肝臓または胆管に問題あり
• ピンク色または赤色:尿に血が混ざっている可能性あり。ヘモグロビン尿(赤血球が血管内で異常に早く破壊されておこる貧血), ミオグロビン尿症(筋細胞の融解[壊死]で, ミオグロビン蛋白が血中に遊離し、尿から大量に排出される状態)
• 濃いむらさき色:赤血球のヘモグロビンの合成のしくみに異常をきたす先天的または後天的な疾患
• 緑色または青色:シュードモナス細菌によって引き起こされる尿路感染症、家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症
• 茶色またはこげ茶:尿中の血液、肝臓や腎臓障害
• 尿がクリアでなく濁っている場合:尿路感染症や腎臓結石の徴候である可能性あり。*1

サンフランシスコ・カリフォルニア大学の泌尿器科のマーシャル・ストーラー教授は一度でも血尿がでたら必ず医者に行くべきであると話しています。「もしかしたらなんでもないかもしれない、でも反対に腎臓結石またはある種の癌の早期兆候かもしれません。」*2
血尿だけでなく、尿の色の異常が長く続くようであれば医者いき、尿検査をしてもらいましょう。調べるのは尿ウロビリノーゲン, 尿潜血反応, 尿ビリルビン検査, 尿ケトン体検査, 尿糖検査, 尿たんぱく検査, 尿のpH検査, 尿比重検査, 尿白血球検査などがあります。

昨年カナダのアルバータ大学の研究者20人のチームからなる7年以上を要した研究で、少なくとも3,079の化合物が尿中に検出できることを明らかにしました。尿の化学的組成は生理学者、栄養学者、環境学者らにとっては特別な興味を惹かれる対象です。どうしてかというと尿の化学的組成は健康状態を反映するというだけでなく、食べたもの飲んだもの、薬、環境汚染物質などがさまざまな形で尿中に排泄されるからなのです。同定された3,079そのうち72の化合物はバクテリア、1,453は体内にもともと存在するもの、そして別途2,282の化合物は食事、医薬品、化粧品または環境曝露から来るということでした。この数は驚くべき数字ですね。特に外から入る化合物の数に注目してください。2,200以上もの物質が意識的または無意識のうちに体内に入っていっているのです。*3

もちろんこれは腎臓が体の中にたまった老廃物、すなわち”ゴミ”を丁寧に取り除いてくれるからこれだけの外部から入ってきた化合物が尿の中から発見されたといえます。
この“ゴミ掃除”の機能は大変重要な働きで、ゴミが貯まりすぎると尿毒症と呼ばれる様々な症状が現れます。1日に170Lも血液を濾過することにより、体内の老廃物”ゴミ”を十分に排泄することが可能になります。体という町内をよりきれいに保つためには清掃車の通る回数を増せばよいように、体をきれいに保つために、老廃物を含んだ血液が何回も腎臓を回っているのです。
しかし、よく働く腎臓でも少しは休ませてあげた方がいいわけです。多くの場合、腎臓病の自覚症状は、かなり進んでから、あるいは末期的な状態になってから現れます。そんなことから腎臓は、肝臓と共に「沈黙の臓器」と呼ばれたりします。そうなる前になるべく腎臓に負担をかけないようにしましょう。まずは有害物の入っている食品(化学添加物、農薬、重金属など),パーソナルケア製品(人工香料、ミネラルオイル、ラウリル硫酸ナトリウムなど)、掃除用洗剤(フタル酸, トリクロサンなど)などを生活の中からなくしていくことです。そして定期的な1週間から10日間の体に入った有害物を出すクレンジングをお勧めします。2015年はクレンジングからスタートというのもいいことですね。

資料
*1 http://www.webmd.boots.com/urinary-incontinence/urine-colour-changes
*2 http://www.livescience.com/15576-urine-colors-smells-health.html
*3 http://www.livescience.com/39453-urine-chemical-composition.html

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