牛乳の真実

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日本でもアメリカでも給食には欠かせない食品、牛乳。子供達は牛乳で育っているとほとんどの大人は思っていると思います。またアメリカの「You Got Milk?」のCMで牛乳は骨や歯を丈夫にさせ、筋肉をつくってくれると謳っています。

しかしその一方で乳製品を止めたら長期にわたって悩まされていた病気が治った、また痛みがなくなったというニュースが世界各国で報告されています。そこで少し学んで頂きたいのが、牛乳の真実です。

1)牛乳は食物アレルギーのなかで一番多いと言われています。何がアレルゲンであるかというと、牛乳に含まれているたんぱく質(80%がカゼイン、20%がWheyと呼ばれる乳精)を体は危険物と悟り免疫グロブリンE(IgE)という免疫体をつくり血液に送り込んでこの「危険物」をやっつけようとするのです。この免疫グロブリンE(IgE)という免疫体はいわゆるヒスタミンで、このヒスタミンがあらゆるアレルギー症状を引き起こします。例としては鼻水、喘息、腹痛、湿疹、下痢、蕁麻疹、目が腫れ上がったり、かゆみをもったりします。

2)牛乳アレルギーと誤診されやすいのが、乳糖不耐症です。日本語で書くと読んで字のごとく乳製品に含まれるラクトース(Lactose)といわれる乳糖を分解する酵素をもっていない、あるいは少ないと乳製品をとった時に下痢をしてしまうのです。乳糖を分解する酵素を持っていないことが本当は普通だそうで、持っているというのは体が「変化」したからだそうです。

3)「China Study」という有名な研究書で取り上げられていますが、牛乳を沢山消費する国の方が股関節(部)の骨折、腰部骨折が多いと発表されています。つまり「Got Milk?」のイメージと真実はことなり、カルシウムは吸収されてないのです。これはどうしてかというと動物性たんぱく質(肉、乳製品、卵など)が体内に入ると血液は酸性になり、骨からカルシウムをとってバランスを保とうするのです。ですから乳製品を取ればとるほどカルシウムは減っていってしまうということなのです。

4)牛乳は子供の脳の発達にいいと思っている人もいるかと思いますが、実は乳児に飲ませると鉄分が減ってしまう、胃腸[消化管]出血になる可能性が高いと言われています。乳製品には鉄分が少なく吸収されません。乳児または幼児の鉄分不足は知能の発達に大きく影響すると言われています。

5)牛乳に含まれるたんぱく質には子牛が成長するための成長ホルモンが含まれます。この成長ホルモンが成人した人間の体に入るとその必要性がないため、がん細胞を成長させてしまうと言われています。現に先のカルシウムのデータと同じく乳製品を多く摂取する国、スイス、デンマークなどが精巣系の癌(乳がん、子宮がん、前立腺がん)の発生が多いと発表されています。日本も過去50年で乳製品の消費量は急激に伸び、その分過去にはほとんど存在しなかった前立腺癌患者も今では年々増えていると言われています。

牛乳の真実」への2件のフィードバック

  1. 香さん、牛乳は実は良くない、と聞いてから我が家ではライスミルクにしています。時々アイスクリームが食べたくなってハーゲンダッツを食べるとその後決まって下痢をしていました。なるほど!理由がわかりました。いつも役立つ情報をシェアしていただきありがとうございます!お子さんも大分大きくなったでしょうね。
    浅井

    1. 早苗さん、コメントありがとう!元気にしてますか?
      そうなんです、ミルクにはいろんな危険な要素があるのです。アーモンドミルクやヘンプミルクは家庭で簡単にできるのでぜひ試してみてください。

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