過食は老化のもと

私達の体は約60兆個の細胞でできていて、その一つ一つの細胞が元気に正常に働いてこそ、健康といえます。その細胞の中にある人間や動物の細胞の中で生命活動に必要なエネルギーを作り出している細胞内小器官であるミトコンドリアが、細胞の若々しさの要因と言われています。ミトコンドリアは元気をつかさどる司令塔のような役割を果たしているので、ここでのエネルギー生産量が高いほど若々しいと言われています。残念ながら加齢とともにその機能は衰えエネルギー生産量は低下してきます。加齢で元気がなくなっていくのはそのためなのです。ミトコンドリアの損傷を防ぎ、いかに長くエネルギー生産量を多く保つかが老化防止のかぎといえます。

このミトコンドリアと加齢の関係をサルを使って30年以上研究しているウィスコンシン大学の教授リチャード・ウェインドルック博士とトーマス・プロラ博士はカロリー制限がミトコンドリア増加すなわち老化防止であると様々な化学雑誌に研究発表しています。カロリー制限をして育てたサルとカロリー制限していないサルとでは見た目(毛並み、しわ、筋肉など)もそして行動(うごきが早い、元気であるなど)は一目瞭然という差がでました。例を挙げると、老人性難聴の内耳の細胞では他の臓器よりミトコンドリアの低下が進んでいます。ミトコンドリアの機能低下はエネルギー生産量が減る一方、周辺組織にダメージを与える活性酸素を大量に生み出してしまうと言うのです。この研究はアメリカだけでなく日本のメディアでも沢山とりあげられました。

カロリー制限をすることにより、①たんぱく質代謝が上がる、②エネルギー代謝があがる、③糖・脂肪の燃焼捕捉が上がる。④解毒システム、DNA修復システムが活性化という変化が起こるそうです。

そして過食は老化に大きな影響を及ぼすと言われています。そして心臓病・糖尿病といった現代病にも大きくかかわっていることはもう皆さんご承知ですよね。カロリー制限をすることは簡単ではありません。しかし、今食べている量を見直してみてください。若いうちから少食(腹7分目)をこころがけることが必要です。カロリー制限はレタスばかりを食べる、また脂肪分ゼロの乳製品をとるということではありません。バランスよく食べかつ少食がポイントなのです。プロラ博士は赤ぶどうの果皮などに含まれるポリフェノールやレスベラトロール、緑茶に含まれるエピガロカテキン、たまねぎに含まれるケルセチン、ザクロや、冬虫夏草などがカロリー制限と似たような働きをもたらしてくれると述べています。そして「できる範囲でカロリー制限に取り組み、そこに科学的に証明を基につ売られた栄養補助食品をプラスするという方法をお勧めする」と纏めていました。

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