ぎっくり腰は日本人に限らず世界共通でよく聞く腰痛ですね。一般的に重たいものを不適切な体制で持ち上げたり、腰に負担のかかるようなことがきっかけとな り、筋肉や腱が引っ張られ痙攣が起きてなると言われてれています。なので、痛み止めを飲んだり、針や整体の先生に会いに行くというのがよく聞く「治療法」 ですね。
しかし、自力整体を考案した矢上裕さんによるとぎっくり腰は「腸内に老廃物が溜まることにより自動的に仙腸関節がズレて腰痛や坐骨神経痛を引き起こし、一 気に仙腸関節を元に戻すために、その前に1度完全に仙腸関節を外して動けなくしてしまう行為」と解釈されています。体は中途半端にずれている仙腸関節を一 回外して正しい位置へはめ込もうとしていて、その間動くのはよくないので、動いたらわざと痛むように足腰の筋肉群を緊張させているのだそうです。なので矢 上さんいわく3日間は寝たきりにして仙腸関節のリセットをさせてあげることが必要なのです。また断食をして腸内の老廃物が出やすいようにし、動けるように なった頃に普通食に戻すと大量にお腹に溜まっていた滞留便が排出され、仙腸関節のリセットと同時に行われて痛みが消えていくのだそうです。
ですから腰を整体したり指圧したりして人工的に仙腸関節をリセットすると痛みもすぐにとれますが、すぐに外れて再発するので繰り返すことになり、常に整体師などの専門家のところにいかないとどうしようもない体になってしまうというのです。
これは面白い考えですよね。でも私も食べ過ぎると首から肩、腰にかけて痛むことがあります。やはり体はちゃんと反応してくれているのですが、その体からの サインを私たちはよく見逃していますね。いま体は何を必要としているのかちゃんと耳を傾けるようにしてみてはいかがですか?