農薬ってどんなに悪いの?(ニュースレター2010年2月)

今回の「農薬」が添加物シリーズの最後のテーマです(11月と12月号で化学調味料と臭素化植物油についてお話しました)。 過去5年ぐらいで無農薬食品に対する意識も人気も急上昇してきました。今ではウォールマート(Wal-Mart)でさえ無農薬商品を買えるようになりました。私はこの動向を大いに応援し、読者すべての方に“無農薬”の食品をできるだけ選ぶようにお勧めします。その理由は。。。

米国では毎年2兆パウンド(約9億キロ)以上の農薬が私たちの食糧供給に使われています。ひとり当たりにすると約7パウンド(約3キロ)ということになります。おそらく世界で使用されている殆どの農薬は発がん性のあるものだと言われいます。しかし食料使用が許可された農薬の中でたった10%のものしか人体への影響を適切にテストしてないのです。農薬は食糧供給に使われるだけでなく、芝生、庭、公園、子供の遊び場にもまかれています。雨が降ればその化学薬品は排水溝をとおり下水道から小川にいき、川に入りやがては海にまで届くのです。なので農薬は水質汚染の90%を占めています。その水をのんで私達の体の細胞まで汚染されるわけです。
農薬は体の中に蓄積されます。例えばアメリカでは99%の母乳は危険性のある量のDDTが含まれていると言われています。また殆どの人が測定可能な量のPCB、ダイオキシン、ヘプタクロロビフェニル、クロルデン、アルドリン、ディルドリン、その他の農薬が体の血流に混ざっているそうです。私達の体は農薬という科学薬品を体から除くことはできないので、時間が経つにつれて内分泌物機能、生殖機能、循環機能、免疫システム、また中枢神経系が段々と弱くなっていくのです。その結果心臓病、癌、アレルギーなどの病気が増えてきています。

なので食べ物はもちろん、料理に使う水と飲み水にも十分注意して摂取してください。

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